↑↑今年公開映画の鑑賞一発目はこちらっ↑↑
車好きな方ならチェック済かもしれませんねっ!!
一年前の私ならフェラーリは赤くて馬のマーク、車高低くて音が大きい車。
フォードといえば「トム・フォード」(←車じゃないし、フォードしか合ってないし)レベルの私がいまや進んでこの映画をチョイスするとは。
自画自賛します。成長したね!自分!!!
それもこれもフレンドモータースでたくさんの特別仕様車と出会ってきたからですね✨✨
映画の冒頭に印象的なやり取りがあります。
整備工場を営む主人公の一人、マイルズがお客にこう言うシーンがあるのです。
「車の問題じゃない。運転が問題だ。」
高いお金を払って高級なスポーツカーを買っても、その車の本領を発揮させることができなければ
車の寿命も短くなるということなんだと・・・。
そしてこのタイトルですが開始1時間もすると完全に
「フォードVS開発チーム」の様相に様変わりしまして
最終的には、「既得権益ゴリゴリ星人VS採算度外視職人気質人」のような
人間の核に迫る構造に変化していきました。
受け止め方は人それぞれです。
大きなスクリーンで、大音量のエンジン音に感動する人もいるし、
筋書きに感動する人もいる。俳優の演技力や演出、美術に感動する人もいます。
どれも間違いではないし、どれもそれだけでは映画にはならないのです。
でも、それは映画に限ったことではありませんよね。
わたしは免許を持っていないので運転のことはよく知りませんが、これが人間だったらと考えました。
もともと持っている個性や性格を理解したうえで、コミュニケーションをとらなければ
摩擦となってお互いが疲弊するだけの関係になってしまうと思ったのです。
これが車に置き換えるところの「燃費問題」だと思うのです。
お互いに理解しあえる関係は理想ですが、自分がどれほど他者を理解しようとするかが大切なのだと思います。
会社も、家族も、自分自身ですら一つの細胞でできてるわけではありません。
だから摩擦があるのは当たり前なのです。
摩擦にカロリーを消費して人望ダイエットして、そして誰もいなくなったになるのか。
むしろあらゆる価値観を吸収して肥やしにするかは自分次第なのです。
何故か鑑賞後に「家族を想うとき」を見たくなりました。