こんにちは。
皆様、いかがお過ごしですか?
ハヤミは部屋に電気ストーブある暮らしになりました‼
朝の寒さが強烈過ぎて、ベッドから出る覚悟をするのに30分を要していました。
しかし、この方が来てから初動10分になりました‼
何て素晴らしいのだろう…。
あと10分は自分との戦いです。
頑張って短縮していきたいです。
そうして稼いだ余裕を毎朝モーニングコーヒーで溶かしています。
本当はここでFEELCYCLE出来る超人になりたいと思っています。
仕事と家の往復と勤務時間が一日のメインであり、それ以外の時間は全く生産性のないことに費やしています。
休日に思い立ち早速、映画を見ることにしました。
気になっていた映画です。
あえて午前中に映画館で映画を見ました。
I’m your man https://imyourman-movie.com/
てっきりアメリカの映画と思いこんでおりましたが、原題タイトルIch bin dein Menschと出てまいりまして。
ドイツの映画と分かりました。
ベルリン国際映画祭やドイツ映画祭、アカデミー賞などの受賞の情報完全にスルーしておりました。
それほど今の私には魅力的な題材だったのです。
恋人がアンドロイドで、自分の趣味趣向にバッチリあった存在がそばにいるってどんなでしょう。
どのように対応してほしいか、どんな言葉が欲しいのか、AIが分析して作られた自分専用の恋人ロボット。
期限付きでモニターとしてアンドロイドとの生活がスタートするのですが、ロボットとして迎え入れた主人公が
誰よりも魅力的で自分の事を理解してくれる相手が人間ではない事の虚しさや悲しさと対峙していきます。
映画の終盤、実験結果として主人公は恋人としてのアンドロイドは人間が他者と繋がろうとする意志をなくすことに繋がり、やがて誰もが自分しかいない世界で生きることで社会が立ち行かなくなることに警鐘をならす論文を書きます。
その直後、自分で終わらせたロボットとの暮らしを自ら再開させるのです。
つまりは相手に必要とされる為に本来の自分ではない自分を装いながらモヤモヤ生きていくより、ありのままの自分を受け止めてくれるロボット(自分)で願望達成してスッキリ生きる方を選んだのです。
全ては「独りで死なないために」
劇中で「想像しうる最も悲しいことは?」という主人公の問いに対して「独りで死ぬこと」とロボットが回答するシーンがあります。
ここでいう「独りで死ぬ」とは「孤独死」とは違ったニュアンスに気が付きます。
ロボットは自分の願望の投影です。すなわち「自分」なのです。
つまりは自分が死ぬときまでも自分でコントロールが可能になっているということなのです。
自分が死んだらロボットが自分の思い通りに自分を葬ってくれるわけで、都度メンテナンスは必要ですがロボットの都合でロボットが勝手なことはしないわけです。
とても魅力的な存在ですね。
しかし私はこの映画の後に物凄く意気消沈しました。
それほどまでに他人が介在しない世界って何だろう…。
「一人」も「独り」も他者の存在なしには成り立たない言葉です。
思い通りのリアクションで満足しているうちに気が付いてしまうのではないでしょうか。
一ミリも自分の感情が成長していないっていうことに。
感情が成長するというのは、以前よりもモノの見方が多方面からとらえるようになることで意見が増えることだと私は思います。
正解が一つではないということを知るという事。
その答えを誰かと共有したり、それを用いて仲間を増やしたりすることも出来ます。
しかしながらそれが上手くいかないときもあるのです。
そういうピンチが脳みそを成長させます。
そうして私なんかよりも、もっともっとも~~~~っと頭のいい人たちの脳みそが成長した挙句、人工知能AIが誕生しました。
天才の解答の一つです。
思いもよらない解答に出会えた時、一番ワクワク出来る気がします。
それではまた来週✋